「故郷」「朧月夜」などの唱歌を生み出した高野辰之の功績を今に伝える
中野市豊田地区の豊かな自然の中で育った高野辰之は、学問への道を志し、苦学の中から近代の国文学に大きな功績を残した人物です。
辰之は国文学者・教育者でありながら、「故郷」「紅葉」「朧月夜」などの日本のこころのふるさとを歌う文部省唱歌の作詞もしました。
辰之の功績を今に伝えるため、辰之が学び、教鞭をとった永江学校・永田尋常小学校の後身の永田小学校跡地に高野辰之記念館があります。
また、周辺には辰之の生家、「朧月夜」の鐘がある真宝寺、かの川(斑川)などを巡る遊歩道があります。
なお、平成28年6月4日には天皇皇后両陛下の御視察を賜り、改めて高野辰之の功績を世に知っていただきました。