所有者 中野市 所在地 中野市立博物館
1971(昭和46)年に東山団地の宅地造成現場でナウマンゾウの臼歯の化石が2個発見されました。
発見当時保存状態は悪く、アクリル樹脂を注入し、今後の研究計測等の取扱いに耐えるものとなりました。
ナウマンゾウの臼歯の化石が発見された宅地造成現場からは、ヒメバラモミの球果も発見されました。ヒメバラモミは、現在八ヶ岳や南アルプスなどに自生する樹木で、ナウマンゾウが生存していた時代のこの地域の気候は、現在よりも寒冷であったと考えられます。(中野市ホームページから転載 2016.10.6)