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十三崖のチョウゲンボウ
チョウゲンボウ・・・ハヤブサ科。漂鳥。保護鳥。俗にハイタカ・ヘエタカ・マグソタカなどと呼ばれており、ハトより一まわり大型で、つばさを全開すると60cmくらいあり、背中はほぼ栗色をしています。中国中部と日本の北海道、本州に繁殖しています。十三崖の集団繁殖地は昭和28年に国の天然記念物に指定されました。
長野県鳥候補にあげられた著名な鳥で、昭和48年(1973)には国際保護鳥に指定されました。主に平野部の村落、農耕地、河原、原野などに小鳥や虫を探します。また肉食のためペリット(吐出物)を出します。巣は大岩壁の割れ目や高木上の他のタカ類の古巣を利用して造り、岩壁が大きな場合は巣のアパートとなり、結果的に集団繁殖になります。そのとき順位に従ったなわ張りを持ちます。
ここのチョウゲンボウは、3月下旬に交尾し産卵します。産卵数は平均5〜8卵であり、産卵期間は3月下旬から4月上旬までであります。抱卵期は約1ヵ月であり、5月上旬から下旬にかけて、ひなは巣穴の中で卵からかえります。これらのひなの巣立つまでの期間は約3週間で、5月下旬から遅いものでも6月下旬には巣立ちます。
巣立った鳥は、その後巣穴付近の崖や木立で過ごし、秋とともに大方は分散してしまいます。そして、再び春とともに十三崖に集ってきます。餌は、キセキレイ・コガネムシ・ハタネズミ・アズマモグラなどです。習性として集団生息しないといわれているチョウゲンボウが、十三崖では集団生息しています。

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